田沼利規個展 浮流 / Afloat,Adrift

“浮かぶ繭”,240x365mm,雁皮紙にモノタイプ、手彩色,2023年

田沼利規個展 浮流 / Afloat,Adrift

会期:2024年1月24日(水)-2月10日(土)

開廊時間:13:00-19:00

休廊日:月曜

東京都渋谷区神宮前2-10-1サンデシカビル1階


この度、TAKU SOMETANI GALLERY では、田沼利規個展「浮流」を開催致します。

当ギャラリーでは3回目の展示となる今回の個展では、作家の身近で起きた出来事から、生命が生命となるさま、その律動をイメージとして制作された新作を発表いたします。

是非この機会に田沼利規作品をご高覧頂けると幸いです。


ステートメント

浮流/Afloat,Adrift

父を亡くし、自身が生きていることの不思議に改めて問い耽る。

世界中から父が蒐集した民芸品は、主を亡くした瞬間にその物に漲らせていたエネルギーを霧散させていった。その様子は、人もまた空気であり水であるのだということをしめしているようであった。

生命が世界と混じり溶け合うことで生命となるさま、その律動をイメージとして手繰っている。

After my father’s death, I had a renewed sense of wonder about my life.

The energy my father’s collection of folk art from all over the world fizzled out the moment they lost owner. This was a reminder that humans are also air and water.

The life becomes life when it mingles with the world and melts into each other.

I’m trying to find that rhythm as an image.

田沼利規/TANUMA Toshinori


田沼 利規 ( TANUMA Toshinori )

略歴

1986年 東京都生まれ

2011年 多摩美術大学大学院美術研究科版画領域博士前期修士課程 修了

<個展>

2023年 「Quo Vadis 2010 | Temperare 2023」シロタ画廊2

2021年 「薄膜_image_adrift 」3331 ART FAIR(TAKU SOMETANI GALLERY)

2021年 「temper」TAKU SOMETANI GALLERY

2020年 「WAX WORK SITE vol.17田沼利規」ギャラリー砂翁

2019年 「絵–肌」TAKU SOMETANI GALLERY

2018年 「肌-理」gallery福果

2016年 「環 還」O-gallery

<グループ展>

2024年 「elective affinities PartII」アニエスベー ギャラリー ブティック

2023年 「ART×LIFE」スパイラル・ガーデン

2023年 「ON PAPER」TAKU SOMETANI GALLERY(‘22)

2022年 「風の目たち」obscura,Tbilisi

2021年 「無音の情景」不忍画廊

2021年 「TAION」スパイラル・ガーデン

2021年 「9Presses」シロタ画廊

<レジデンス事業>

2018年 アワガミファクトリー主催 アーティスト イン レジデンス プログラム(9-11月)

     阿波和紙伝統産業会館(徳島県吉野川市)にて滞在制作•発表

2012年 あきる野市主催 アーティスト イン レジデンス プログラム(9-11月)

      アートスタジオ五日市(東京都)にて滞在制作•発表

2011年 C W A J主催 アーティスト イン レジデンス プログラム(8-9月)

     ハリファックス(カナダ)NSCADにて滞在制作•発表

<受賞>

2018年 第11回まどかぴあ版画ビエンナーレ(大野城市) 大賞

2018年 第17回セミナリヨ現代版画展 協賛賞

2017年 第13回浜松版画大賞展 奨励賞

<作品収蔵>

多摩美術大学、多摩美術大学美術館、ルーマニア国際版画美術館、

町田市立国際版画美術館、ノヴァスコシア美術大学、あきる野市、大野城市


作家WEBページ

https://tanumatoshinori.com/

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