菊池虎十 「不安気な宝物」

菊池虎十「不安気な宝物」

会期:2025年10月24日(金)‐11月18日(火)

開廊時間:12:00‐19:00

休廊日:水‐木曜日

東京都千代田区内幸町 1 – 1 – 1 , 帝国ホテルプラザ東京1階

TAKU SOMETANI GALLERY in progress


この度、TAKU SOMETANI GALLERY では、菊池虎十「不安げな宝物」を開催いたします。

作家の菊池虎十は東京藝術大学で染色を学び、その技法を用い作品を発表しています。

その作品は、現代社会における生物や人の存在の認識の在り方について深く批評しています。

是非、この貴重な機会にご高覧いただけると幸いです。


・展示ステートメント

私は布を素材とした作品を通じて、「新しい生き物のかたち」を探求している。

布は飾られる場や張力によって自在に変形し、その環境に寄り添いながら多様な姿を立ち現す。

本展では、映画やアニメに登場するお化けや透明人間のように、不可視の存在が布をまとうことで初めて実体を感じさせる現象から着想を得た 《Ghost Fabric》シリーズ、そして伸縮性の高い布から生まれる曲線が美しい変形キャンバスによる 《Fabric Spirits》シリーズ を中心に構成する。

布が見せる多様なかたちは、単なる物質を超え、目には見えない存在や新しい生命のイメージを映し出す。


・略歴

菊池虎十

Taketo Kikuchi

1998年生まれ。東京都出身。

布という素材に興味関心がある。

自身の潜在意識や時間の流れをテーマに、支持体に合わせて布を独自の形に歪ませる表現を追求する。

四肢を持つ生き物、地平線、光などを、伸縮性の高い生地にエアブラシを用いて描き作品制作している。

平面作品やインスタレーションの制作を行いながら、近年では布を立体に巻き、360度鑑賞できる平面作品と立体作品を行き来するような制作を試みている。

主な展示に 

個展 

母なる異郷/K art gallery (2025)

グループ展 今夜、キリマンジャロへ飛ぶ / 東葛西 1-11-6 A倉庫 (2024)

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