
坪山小百合 個展「ホメオスタシス」
会期;2025年4月4日(土)-4月20日(日)
開廊時間:13:00-19:00
月曜休廊

東京都渋谷区神宮前2丁目10-1,サンデシカビル1階
この度、TAKU SOMETANI GALLERYでは、坪山小百合個展「ホメオスタシス」を4月4日(土)より開催いたします。
作家の坪山は人間と生物や植物の関わりを作品に表現しています。
当ギャラリーでは二回目となる今回の展示では、ホメオスタシスをテーマに坪山の地元福岡の山で観察した植物や鳥、花をモチーフにした作品を中心に、これまで制作してきた人と自然をモチーフにした作品を展示いたします。
アーティストステートメント
本展のタイトル、「ホメオスタシス」とは生物が環境の変化に負けず自らの内側の状態を保とうとする性質のことです。生物が外界から受けるさまざまな影響や変化に耐え、常に自身の状態を安定維持する機能は、生物が生物である一要素であると言えます。
私は定期的に山や森に入り、観察することで得たインスピレーションや着想をもとに作品を制作しています。自然観察の専門家ではない私は、例えばお目当ての鳥を見たくてもそう簡単に出会うことはできません。しかし、自然の中には生物の痕跡(フィールドサイン)があちらこちらに散らばっており、実見していなくともその生物が存在していることを知る情報に溢れています。その痕跡の表すものは生物の本能そのもので、その集積は各生物が外界と関わりながら生きていることを示す、まるでホメオスタシスの地図のようです。
今回の展示では、地元福岡の山で観察した植物や鳥、花をモチーフにした作品を中心に、これまで制作してきた人と自然をモチーフにした作品も展示いたします。
坪山小百合
略歴
1983 福岡県生まれ
2008 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
2010 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修士課程修了
個展
2024 Over Night (GALLERY X2、ソウル)
Delicate sharing (Contemporary Tokyo Beijing Space、北京)
2023 I am You, You are me (GALLERY X2、ソウル)
坪山小百合 台北首展〈Between You and Me〉(美寓藝術文旅105、台北)
森と人のはなし (TAGSTA GALLERY、福岡)
2022 呼吸のアウトライン (TAKU SOMETANI GALLERY、東京)
2021 坪山小百合展 -Origin-(日本橋三越本店本館6階美術サロン、東京)
グループ展
2024 My name is (Artist Cafe Fukuoka、 福岡)
NIGHT-TIME (Night Out Gallery、東京)
2023 Cult of personality (KATSUYA SUSUKI GALLERY、東京)
坪山小百合・興梠優護 2人展 (Night Out Gallery、東京)
2022 FREE COLORS -交差する空間-(日本橋三越本店本館 美術特選画廊、東京)
ON PAPER(TAKU SOMETANI GALLERY、東京)
2021 TAION (スパイラルガーデン、東京)
アートフェア
2024 ART FAIR TOKYO 2024 (東京国際フォーラム、東京)
ONE ART Taipei 2024 (Hotel Metropolitan Premier、台北)
2023 ART TAIPEI 2023 (Taipei World Trade Center、台北)
ART FAIR ASIA FUKUOKA 2023 (マリンメッセ福岡、福岡)
URBAN BREAK (Coex hall、ソウル)
2022 art stage OSAKA 2022 (堂島リバーフォーラム、大阪)
ART BUSAN (BEXCO Exhibition Center 1、釡山)
Kiaf PLUS (SETEC Hall 、ソウル)
ART TAIPEI 2022 (Taipei World Trade Center、台北)
コミッション・ワーク
2023 ハーン小路恭子著「アメリカン・クライシス / 危機の時代の物語のかたち」装画
賞歴
2021 Fukuoka Wall Art 2021 入賞
2020 Independent Tokyo 2020 準グランプリ
坪山小百合 ホームページ