Tat Ito solo exhibition

Safety first
2022
Oil, gold leaf, on paper mounted on panel/310 * 230 * 31

Tat Ito solo exhibition

風の強い空と捕虫網と虫眼鏡

会期:12月10日(土)-12月27日(火)

開廊時間:13:00-19:00

※オープニングレセプション:12月9日(金) 17:00 – 20:00

休廊日:月曜、火曜  ※12月26日、27日は営業致します。

東京都渋谷区神宮前2-10-1サンデシカビル1階


この度、TAKU SOMETANI GALLERY では、Tat Ito solo exhibition 風の強い空と捕虫網と虫メガネ を開催いたします。

作家のTat Ito は、ニューヨークをはじめ世界各地で個展を含む展覧会にて作品を発表し、現在は東京を拠点に制作活動をしております。

これまで日本の美術と西欧の美術を融合した作品を発表してきました。

今回の個展では、作家が視覚的や聴覚的に体感した情報の集積と、曖昧な感情の記憶を鮮やかな色彩やコミカルなモチーフで構成された画面の中へと導いていく作品を発表します。

その作品は鑑賞者の記憶とも共鳴し日常の記憶を変化させていくのではないでしょうか。

是非この機会に、ご高覧頂ければ幸いです。


風の強い空と捕虫網と虫メガネ

「目に見える物をそのまま描くのもいいが、記憶の中でしか見えない物を描く方がさらに良い。そこには、我々の想像と記憶の共同制作で、変化が生じている。」

私の敬愛するドガの言葉です。

私にできることは、私の今を投影した作品を作ること、ただそれだけです。

人は食べたもので作られると言われるように、私の作品も、私がその日に見たもの、聞いたことなど、経験と記憶の集積でしかない一方、同じものでも見え方や感じ方は日によって違うし、ましてやその感情の記憶と言ったら更に曖昧で、時間や空間さえ歪み、時に現実から大きく乖離したものになることもあります。

生きるというのは何気ない日常の繰り返しですが、その平凡をできるだけ色鮮やかなものにしたいという試みなのです。

この展覧会は、困難が続く中、このような経験も人生の糧となり色鮮やかな記憶の花を咲かせたら良いと願い制作しました。


Tat Ito / 伊藤たつと

愛知県名古屋市生まれ。 Academy of Art University, San Francisco(BFA)卒業後、New York Academy of Art (MFA)を修了。

主な展覧会に、Joshua Liner Gallery(ニューヨーク)、Above Second Gallery(香港)での個展や、Anne Mosseri-Marlio Gallery(スイス)、Art Southamptonなど多数の国外グループ展にて作品を発表している。また彼の作品は、アメリカのアートマガジン ”New American Paintings”や香港ARTMAPの表紙などにも取り上げられている。

Solo Exhibitions

“Shinagawa Shinju” Above Second Gallery, Hong Kong

“Memento Mori” Joshua Liner Gallery, New York, NY

“Yosemite and San Francisco Landscapes” Nagoya Citizen Gallery, Nagoya Japan

Group Exhibitions
“Knowledge Fruit and Palm Leaves”Clear Gallery Tokyo, Japan

“Jitto” Anne Mosseri-Marlio Galerie, Basel, Switzerland

 “Art Southampton” Southampton, NY

“Spacetime” FARM, Wellfleet, MA

“Bring Back the Boardwalks” Trais Gallery, New York, NY

Asia Contemporary Art Show, Grand Hyatt, Hong Kong

“MTV RE:DEFINE” Goss Michael Foundation, Dallas, TX

“Summer Group Exhibition” Joshua Liner Gallery, New York, NY

“West East Connect” Above Second Gallery, Hong Kong

and more

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