Nimyu Solo Exhibition “Invisible Ark; Where is the Other Shore You Want to Reach?”

Nimyu Solo Exhibition

Invisible Ark; Where is the Other Shore You Want to Reach?

会期:2022年3月5日(土)-2022年3月27日(日)

13:00-19:00 月-火曜休廊

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-10-1サンデシカビル1階


この度、TAKU SOMETANI GALLERYではNimyu (ニミュ) 個展を開催いたします。

現代の情報化社会を反映すると同時に、私たちを取り巻く情報の信憑性に疑問を投げかけるNimyu (ニミュ) は、中国出身。北京の中央美術学院を卒業後、ニューヨークに渡り、ニューヨーク・アカデミー・オブ・アート ⼤学院を卒業しました。

NYでの個展をはじめオーストラリア、スイス、ロスアンゼルス、ドイツで展覧会を開催。現在は東京を拠点に活動しています。

是非この機会に Nimyu (ニミュ) の新作を高覧頂けると幸いです。


・ArtistStatement

Invisible Ark; Where is the Other Shore You Want to Reach?

今回の個展では、人物、動物、静物の3つを主な被写体とした「果実と葉」シリーズ「不透明な波」シリーズ「骨皮肉」シリーズから構成されています。宗教を背景に、「信じる」という概念について考えます。あまり信仰のない現代生活において、私たちの生活を導くのはもはや神の教えではなく、偏在する情報であると言えます。その情報の海の中で私たちはどのように箱舟を操縦すればよいのでしょうか。

「果実と葉」シリーズは、やや性的なテーマを用い、公に議論・共有しない(意図的に隠された)メッセージを示唆します。アダムとイブのイメージは、美術史上の古典的な名画を引用しています。原画を意識的にクロップした構図は、そうでなければ完全なメッセージの一部を傍受することになります。

「不透明な波」シリーズは、近年の日本の原発事故に関するフェイクニュースを取り上げた作品です。COVID-19のパンデミックのような災害において、(政府による?)情報操作の問題が深刻で、事実が簡単に歪曲されたり隠蔽されたり、こういった状況下での人と人との関係性を描いたシリーズです。この”不透明な波”の中では、何が真実なのか誰にもわからないと思うのです。

「骨皮肉」シリーズは、中世以来よく描かれてきたヴァニタス(人生のはかなさ、快楽の無益さ、死の確実性を示す象徴的な芸術)をモチーフとした作品群です。骨、特に頭蓋骨は「メメント・モリ」(ラテン語で「死ぬことを忘れるな」)の象徴であり、ヴァニタスのメタファーの重要な表現です。このシリーズでは、骨や頭蓋骨のイメージを用い、「情報が私たちを目に見えない形で変えていく 」を表現したいと考えています。また、主題のフォームを仮説的思考に基づいて変化させたり、言葉や数字、記号を付加するなど、「言葉とイメージの組み合わせが、どのように情報や意味を形成するか」の試みでもあります。

This solo exhibition consists of three series of works, which are divided into the human, animal, and still life in terms of painted subjects. They are “Fruit and Leaves Series”, “Unclear Waves Series” and “Bone Skin Flesh Series”. Religion works as a backdrop to reflect on the concept of “believing”. In a modern life without faith, it is no longer God’s teachings that guide our lives, but ubiquitous information. How should we steer the ark in the flood of information?

The “Fruit and Leaves Series” uses sexual themes to suggest messages that are intentionally hidden, not openly discussed, or shared with others. The depiction of Adam and Eve is an appropriation of a classic master painting from art history. The cut-up composition, with a conscious dismantling of the original painting, thus intercepts a piece of the otherwise complete message. 

The second part is the series called “Unclear Waves”, which tackles the fake news about the nuclear leakage in Japan in recent years. Since the COVID-19 pandemic, I’ve developed this series of paintings about the relationship between people and the environment. The control of information is particularly serious in such disasters, and facts can easily be hidden or distorted. In this feeling of an “Unclear Wave”, I believe no one knows what the truth is. 

The third series is “Bone Skin Flesh Series”, which are vanitas paintings, a common art genre since medieval times showing the transience of life, the futility of pleasure, and the certainty of death. Bones and especially skulls are symbols of “memento mori” (Latin,  ‘remember you must die), which express the meaning of vanitas. In the series “Bone Skin Flesh”, I wish to use the imagery of engraved skin and bones to express “how information changes us in invisible ways”. This series is also an experiment in “how the combination of words and images form information and meaning” by changing the form of the subject and adding words, numbers, and symbols, based on hypothetical thinking. 


Nimyu (ニミュ)

中国出身、東京を拠点に活動するアーティストのニミュは、北京の中央美術学院を卒業後、ニューヨークに渡り、ニューヨーク・アカデミー・オブ・アート ⼤学院を卒業しました。2012年ニューヨークのFuseギャラリーでの 個展デビュー「Refracted Beings」以降、 北京798アート・ディス トリクトにあるMOUアート・ギャラリーでの個展「 Iro Iro」(2015) 、「The Wound of The Bond」(2016)、「If You Ask Me」(2017)など多くの展覧会を開催。 他にもWhite Rabbit Museum collection(オーストラリア)や Scope Basel(スイス)、Masur Museum (ロスアンゼルス)、Urban Art and Media Organization (ドイツ)、 Jack the Pelican Presents、Limner Gallery、Sloan Fine Art(すべ てニューヨーク)など世界中で発表されています。 

二ミュの作品はペインティング、ビデオ、アニメーションなど、さまざまなメディアによって生み出されています。 彼女の作品は現代の情報化社会を反映すると同時に、私たちを取り巻く情報の信憑性に疑問を投げかけています。ニミュのカラフルでありながら不気味な表現は、現代の権力構造を明るみにし、情報に飽和したデジタル社会からの自らの解放を鑑賞者に促します。

アーティストWEBサイトより ⇒ https://www.nimyu.art/

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