東京での暮らしや仕事の取材旅行のなかで偶然出会った「ありふれた光景」を映した写真に、編集ソフトで形のずらしや抽象的な色面の挿入といった操作をほどこし、異化された日常、現実と夢のはざまの景を生みだす。
〔プロフィール〕
縣 健司|Kenji AGATA
1991年神奈川県生まれ
東京藝術大学油画卒業・版画修了。同大学デザイン科非常勤講師。
日々の暮らしや取材旅行で出会った風景を撮影した後、編集ソフトで形のずらしといった操作をほどこし平面作品を創作。現実の不確かさや曖昧さを探求している。また、大学在学時から撮影の仕事を始め、多くのアーティストの記録撮影や作品制作に関わる。近年の仕事に、アーティスト集団・オル太の展覧会『超衆芸術スタンドプレー 夜明けから夜明けまで』の上映作品。LA ROCHE POSAY等の企業広告撮影。LOUIS VUITTON SS21、Ginza Sony Park|Park Liveにカメラマンとして参加するなど活動は多岐にわたる。
– 個展 –
2012年 BLASPOLOSION/TENGAI GALLERY
2020年 – SCAPES/TAKU SOMETANI GALLERY
– グループ展 –
2016年 第64回 東京藝術大学 卒業・修了作品展/東京都美術館・東京藝術大学
2018年 藝大アートプラザ大賞 受賞者招待展/藝大アートプラザ
2019年 SENJU LAB 2015-2019「美術と音楽をアートする」/東京藝術大学 奏楽堂
2019年 藝大アートプラザ大賞 受賞者招待展/藝大アートプラザ
– 映像演出 –
2019年 上三原田の歌舞伎舞台創建200年祭/上三原田の歌舞伎舞台