市川詩織/Shiori Ichikawa

2018年東京藝術大学修士修了後、一貫してペットとしての動物や人間の生活環境に生存する蚊やダニをモチーフとし、人間の本質を映す存在として作品に登場させています。それらの作品ひとつひとつにはユーモラスなタイトルが付いています。それにより作品は私たち人間について、より深く考えさせられるように働きかけます。

作品名:「雑草のにおいガム/散歩しないでもいつも糞をする場所の雑草の匂いを味わえるガム」
制作年: 2017
技法と素材: フィルムにシルクスクリーン

・アーティストステートメント

自分とこれまでの美術史がどのように繋がっているのかを知り、そこに自分だけが持つ新しい可能性を加えてみること。現代に生きるひとりの作家として私が出来ることは、例えばそんなことなのだと思います。

私は、日々の生活の中で偶然遭遇したものたちの記憶と、それが含有するさまざまな問題から導き出されたイメージに、一つの問いを加えて版画を作ります。

自分の中に生じた問いをイメージとして外に出すことは、私という1人の人間のもつ世界を他者の世界と接触させ、なんらかの刺激を与えることに他なりません。私は作品を通して鑑賞者に渡した刺激によって、その人の世界の中で存在感を無くしかけている様々な問いへの可能性を表出させ、認識させることができるかもしれないと考えています。

個展「FUNNY BONE」/2019/TAKU SOMETANI GALLERYより

作品名:「実験/人間を見るときの表情を実験された犬」
制作年: 2017
技法と素材: フィルムにシルクスクリーン

・作家略歴

2012 – 2016 Tokyo University of the Arts, B.A. of the Oil painting department

東京藝術大学 絵画科 油画専攻 学士

2016 – 2018

Tokyo University of the Arts, M.A. of the Print making department

東京藝術大学 大学院美術研究科 絵画専攻 版画研究分野 修士

・Awards

2018

INDEPENDENT TOKYO TAGBOAT特別賞

・Exhibitions

Solo

2018

Shiori ICHIKAWA Drawing show! at Nezu curry Luckey

2018

Hey Human…(ねぇ人間…) at tagboat Gallery

Group

2017

「ZURETA / INTERNATIONAL CONTEMPORARY PRINTED ART」

Tokyo University of the Arts(日本)

College of Fine Art of Shanghai University(中国)

Galéria Medium / Medium Gallery, Bratislava(スロバキア)

NEON Gallery, Wroclaw(ポーランド)

‘Shotai’ Exhibition

2018

なでたような跡がある at Omotesando Gallery

2019

‘Scenes 2019’ at GALLERY ART POINT

FUNNY BONE at TAKU SOMETANI GALLERY


Artist website

Website

OTOINE